2005年11月03日

ゲーナとお友達

例の本を、ほぼ毎日のように読んでます。。
かなりほのぼのするので、寝る前の一日一話は欠かせません。
こないだなんて、思わず読んでいるうちにうたた寝してたら、「ふふっ♪」という自分の笑い声で目が覚めました。続きを夢で見ていたのでしょうか。

今日は、「ゲーナとそのお友達」から。
友達を募集していたゲーナは、チェブと、ガーリャという女の子の友達ができて幸せな毎日を送っています。毎日仕事が終わると、ゲーナのうちに集まって3人でお茶を飲んだり、○×ゲームをして遊んでいます。(ちなみにガーリャは、子供劇場に出演している女の子です。)

その夜は、チェブラーシュカが一番にゲーナの家にやってきました。ゲーナは読書をしていたのですが、実はゲーナの好きな読み物は「正確な」もの。たとえば、電話帳や教科書、それに電車の時刻表!

チェブ:「ねえ、ガーリャはどこ?」
ゲーナ:「今日も来るっていってたけど。。なぜだろう、まだ来てないね」
チェブ:「じゃあ、ガーリャのとこに行って見ようよ!だって、友達ってのはお互いに行ったり来たりするもんでしょ?」
ゲーナ:「よし!」

ガーリャは家にいました。部屋でベッドに寝て、泣いていたのです。
ガーリャ:「わたし、寝込んじゃったの。。熱があるから、今日の子供劇場での劇は行われないわ。みんな見に来るのに、劇は行われないの。。。」

「劇はできるさ!!」ゲーナは自信満々に言いました。「おれが代わりに出てやるよ!(ゲーナはかつて、演劇にも勤しんでいたのです)」

ガーリャ:「本当?それはすごいわ!今日の劇は『赤ずきんちゃん』なの。わたしは赤ずきんちゃん役よ。ね、ゲーナはお話覚えてる?」
ゲーナ:「もちろん、覚えてるさ!!」
ガーリャ:「まあ!すてき。もしゲーナがうまくやってくれたら、きっと誰もわたしと入れ替わってるなんて気づかないわよ!才能が、奇跡を起こすのね!!」

そしてガーリャは、自分の赤いずきんをゲーナに託しました。

みんなは劇場で、とっても不思議な『赤ずきんちゃん』を目にしました。舞台には、赤いずきんのゲーナが登場したのです。彼は歩きながら歌いました。

♪大きなワニが道を行く

そこへ、オオカミが登場します。
狼:「こんにちは、赤ずきんちゃん」
ゲーナ:「こんにちは」
狼:「お前はどこへ行くところだい?」
ゲーナ:「ま、ちょっと散歩だよ」
狼:「ひょっとして、おばあさんの所に行くんじゃないのかい?」
ゲーナ:「あっ。。そう、もちろんだとも!おばあさんの所にね」

狼:「お前のおばあさんは、どこに住んでる?」
ゲーナ:「どこって?アフリカの、ナイル川岸にね」
狼:「いや、お前のおばあさんは、森のなかに住んでるとてっきり思ってたがね」
ゲーナ:「そのとおり!!アフリカにもいるけどね、あれは父方のばあさんだったよ。今から行くのは、その森のおばあさんのところさ。。」

「なるほどね。。」と狼は言って立ち去りました。

その後狼は、お話にあるとおり、おばあさんの住む小屋にやってきて彼女を食べてしまうと、代わりにベッドに入り込みました。

ゲーナはその間、舞台の脇に座って、忘れていたお話の続きを読み直していました。そしてようやく、その小屋にやってくると・・・

ゲーナ:「こんにちは!」とドアをたたきます。「おばあちゃんはいるかしら?」
狼:「こんにちは。お前のおばあちゃんはここにいるよ」

ゲーナ:「どうしておばあちゃんは、そんなに大きな耳をしているの?」
今度は、ちゃんとお話どおりにたずねました。
狼:「そりゃ、お前の言うことがよく聞こえるようにだよ」
ゲーナ:「じゃあ、どうしておばあちゃんはそんなに毛むくじゃらなの?」ゲーナは、またもやお話を忘れて間違えてしまいました。

狼:「いやね、ひげをそる時間もないんだよ、わたしの孫や。何せ急いでたものだからね。。」狼はもう、腹が立ってきて、ベッドから飛び起きてしまいました。
狼:「そう、そしてお前を食べてやる!!」
ゲーナ:「そうかい?それはどうだろうね?」
そう言うなりゲーナは、狼に飛びかかってしまいました。
狼はあまりの展開に何もかも忘れてしまい、自分がどこにいるのか、どうすべきだったのかも分からなくなってしまったのです。
そして、驚きと恐ろしさのあまり逃げ出しました。

見に来たみんなは、大喜びです。これまでに、こんなにおもしろい『赤ずきんちゃん』を見たことがなかったからです。みんなの拍手は止むことがなく、さらにもう一回最初から見せて欲しい、とまで言いだしました。

しかし何故か、ゲーナはそれを断ってしまいました。さらに何故か、「ガーリャには、今日の劇がどんなだったか、絶対話すなよ!」とチェブラーシュカを長いこと説得していたのです。
posted by もみ at 05:44| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ぷぷ(* ̄m ̄*) ゲーナったら〜  

あー 本は持ってるのにぃ ロシア語がよくわからんので読めないとは...(自爆)  
ちゃんと勉強したいなと思うんですけど どうも長続きしない(^^;)ゞ  
Posted by Маша at 2005年11月03日 09:13
読み聞かせをしてもらっているみたいで
なんだか うれしくて
楽しいです
リンク先の写真は これからも
続けますのでよろしくね!
Posted by ちぇぶ at 2005年11月03日 10:32
Машаさん、こんばんは!
ゲーナも、チェブに負けないくらいいいキャラだと思いません?やさしくって、その上ちょっとトボケてますね笑。

そう、やっぱり切羽詰るくらいにならないと、なかなか言葉なんて習得できないですよね〜。わたしも仕事でこちらにきてようやくまともに話し始めましたよ。。とほほ。
Posted by もみ at 2005年11月05日 04:52
ちぇぶさん、こんばんは。
読み聞かせなんて。。ありがとうございます!!
もう、ほのぼのしちゃって、「絶対これは誰かに教えたい!」って気分が盛り上がってうずうずしちゃうんです。
そうです、写真のほうはこれからも見させてもらいます〜!宜しくお願いします!
Posted by もみ at 2005年11月05日 05:00
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