2005年12月23日

忘れられない。

学生の頃に初めて観て以来、今でも観るたびに唸ってしまうのが、
『悦楽共犯者』。


悦楽共犯メ.jpg



監督は、チェコの人形アニメーション作家であり、映画監督でもある、ヤン・シュワンクマイエルです。

ストーリーはまさに、「悦楽」を愉しむ「共犯者」たちのお話。
皆それぞれに、その人なりの「快感」を感じる手段があるわけですが、それをシュールに、ある意味可笑しくエロチックに表現しています。

6人の、それぞれ違う環境に暮らす人々のもとに、ある日『日曜日に』というメモ書きが届きます。
それを機に、皆はいそいそ、日曜の「快感を得る瞬間」を目指して密かに準備を始めます。

1.嫌悪している隣人の人形を作って、自分には鶏の被り物を作る男性。
2.同じく嫌悪している隣人を思いながら、日々吟味して蝋燭を買い集める老女。
3.毎日仕事の合間にパンを買っては、中身をパチンコ玉大に丸めて缶にためていく郵便配達員の女性。
4.大ファンの女性キャスターを思いながら、自慰行為マシーンを作製するおじさん。
5.指サックや羽根、鉄ブラシを集めまくり(買わずにこっそり盗んでます)、こちらもマシーンを作製する男性。
6.満たされない性の欲望を抱えながら、鯉を買ってきて飼いだす女性キャスター。

ここから日曜日に、一体何が起こるのかは、観てのお楽しみです。

セリフも殆どなく、人の動く音、物のぶつかる音、がとても効果的に耳に響いて、自分のすぐ隣ですべてが行われているかのような感覚に陥ります。
「ヤン・シュワンクマイエル短編集」もオススメ。


posted by もみ at 06:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
もみさん、メリークリスマスです♪

>ヤン・シュワンクマイエル

凄い気になっていて、いつも見たいと思ってるんですが
なかなか見れないんですよ〜
ビデオは出てますができれば映画館で見たいので。。。
いつかは絶対観てみますね〜
Posted by muramine at 2005年12月25日 22:48
muramineさん、こんばんは&メリークリスマス、でした。

おおー。ご存知でしたか。見てみて下さい、是非。
確かにわたしも劇場では見たことないので、機会があれば見てみたいです。彼の作品の中のパペットアニメものは、ちぇぶを思い出させますよ。
Posted by もみ at 2005年12月26日 07:37
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