2005年06月06日

黄金の環

モスクワの北東には、黄金の環、と呼ばれる12世紀〜の古都や宗教の中心となった町が並ぶ。
これは、多くのロシア正教の寺院、修道院の黄金の丸屋根を持つ町が環状に位置することからつけられた。


行ったのは、セルギーエフ・パサート。
モスクワから北東70km。

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町の名前は、聖人セルギーにちなんでいる。
大修道院を中心とした、信仰も緑も深い、美しい町だった。

トロイツェ・セルギーエフ大修道院
14世紀にセルギーが開いた、木製の小さな修道院に始まった、修道院や教会、鐘楼などの並ぶ城壁に囲まれた一帯を言う。
モスクワに移るまで、ここが長くロシア正教の総本山だった。
城壁は、外敵(タタール他)の攻撃の防御に作られたもの。
かつて多くのロシア皇帝も礼拝に訪れている(彼らの宿泊施設も残っている)。

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トロイツキー(三位一体)寺院
聖セルギーの遺体が安置されている。
他の寺院同様、内部は多くのイコン画。
多くの信者が訪れて、棺に接吻している。身内の名前を書いたリストを修道僧に手渡し、棺の横では祈りが捧げられていた。
ロシアの教会内は、祭壇や礼拝に訪れる人が座るための椅子がなく、なおさら内部の広さが強調されている。
また、ロシア最大の宗教画家アンドレイ・リュブリョフの「三位一体」もある。
残念ながら現在はモスクワに移されているのでコピー。
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ウスペンスキー寺院
モスクワのクレムリン内にあるものを模倣して作られた。
同じ名前の寺院が至る町にあって、これは<ウスペーニエ(死、眠り)>という古語、宗教的には「聖母の永眠」を祈るという意味がこめられているそう。
脇の小さな建物は、聖なる水が湧き出ている。
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鐘楼
モスクワクレムリンの鐘楼よりも高い、という90メートル近くある鐘楼。
中には72トン(!)の鐘が。
ガイドさん曰く、鐘の音が空気を澄ませる、とか。
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共産党時代には、革命家の名を取って「ザゴールスク」という名前だったのが、他の多くの町同様、90年代に昔の名前に戻っている。
ちなみにここのように都市から離れた町ではまだ、レーニンが見られる。。
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posted by もみ at 06:44| Comment(7) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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